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2026年07月31日

NISAの成長投資枠とは?240万円の使い方と対象商品を初心者向けに解説【2026年最新版】

こんな人におすすめ

✅ この記事がおすすめな人

  • 「成長投資枠って何?」と疑問に思っている初心者
  • つみたて投資枠と何が違うのか知りたい人
  • 個別株やETFをNISAで買えるのか気になる人
  • 年間240万円の枠をどう使えばいいか迷っている人

❌ この記事だけでは足りない人

30秒で分かる結論

  • 成長投資枠は年間最大240万円:個別株・ETF・投資信託などを非課税で買付可能
  • 生涯では1,200万円まで:つみたて投資枠と合わせて生涯1,800万円の範囲内
  • 一括投資も積立投資も自由:買付方法は問われない
  • 対象外の商品もある:高レバレッジ型など一部は買付不可
  • つみたて投資枠と併用可能:両方同時に使える
  • 必ず240万円使い切る必要はない:家計に無理のない範囲でOK
  • 初心者は積立を中心に考えるのも選択肢:個別株は価格変動が大きい場合も

新NISAの「成長投資枠」について、仕組みから対象商品、つみたて投資枠との違いまで初心者向けに分かりやすく解説します。「年間240万円をどう使えばよいか」が分かる記事です。NISAの基本は「NISAとは」を、新NISAの全体像は「新NISAとは」を、年間360万円全体の解説は「年間投資枠の解説」を、生涯1,800万円の解説は「生涯投資枠の解説」をご参照ください。全枠の解説は「いくらまで投資できる?」をご参照ください。

成長投資枠とは?

成長投資枠とは、新NISAで用意された2つの非課税枠のうちの1つです。年間最大240万円まで、個別株・ETF・投資信託などを非課税で買付できます。買付方法は自由で、一括投資・積立投資のどちらでも利用可能です。新NISAのもう1つの枠であるつみたて投資枠(年間120万円)と併用できます。

成長投資枠の最大の特徴は、幅広い商品を自由なタイミングで買付できる点です。つみたて投資枠は金融庁が定めた基準を満たした投資信託を積立購入する専用の枠ですが、成長投資枠は個別株・ETF・投資信託など対象商品の範囲が広く、買付タイミングも自由に選べます。

ただし、対象外の商品もあるため注意が必要です。後述する対象商品・対象外商品を確認のうえ活用しましょう。

年間240万円の仕組み

成長投資枠の年間投資枠は240万円です。これは毎年1月〜12月の1年間で買付できる最大金額で、購入金額で計算されます(購入手数料は枠に含まれません)。年間投資枠は毎年1月にリセットされます。

  • 年間上限:240万円
  • 生涯上限:1,200万円(成長投資枠単体の上限)
  • 買付方法:一括投資・積立投資どちらも可
  • 対象商品:個別株・ETF・投資信託など(条件あり)
  • つみたて投資枠との併用:可能(年間合計最大360万円)
  • 未使用分の繰越:不可(その年で消滅)

成長投資枠240万円+つみたて投資枠120万円=年間最大360万円です。両方同時に使えるため、例えばつみたて投資枠で毎月積立を行いながら、成長投資枠でまとまった資金を一括投資する、といった併用が可能です。一括投資と積立投資の比較は「一括投資vs積立投資」をご参照ください。

重要:成長投資枠の未使用分は翌年へ繰り越せません。その年に使わなかった枠は消滅します。「使い切らないと損」と考える必要はありませんが、非課税効果を活かしたい場合は家計に無理のない範囲で計画的に使いましょう。

年間投資枠の詳しい仕組みは「年間投資枠の解説」を、生涯1,200万円の仕組みは「生涯投資枠の解説」をご参照ください。

対象商品

成長投資枠で買付できる主な商品は以下の通りです。つみたて投資枠と比べて対象商品の範囲が広いのが特徴です。

  • 個別株(国内株):東証などに上場する日本の株式
  • 個別株(米国株):米国市場に上場する株式(対応証券会社限定)
  • ETF:上場投資信託。S&P500連動型・全世界株式型など
  • 投資信託:幅広い投資信託が対象(成長投資枠の条件を満たすもの)
  • REIT:不動産投資信託

つみたて投資枠は金融庁が定めた基準(手数料が安い・分散投資に適している等)を満たした投資信託のみが対象ですが、成長投資枠はこれらに加えて個別株やETFも買付できます。ただし、成長投資枠で買付できる投資信託にも一定の条件があり、すべての投資信託が対象というわけではありません。

おすすめの投資信託については「NISAでおすすめの投資信託」をご参照ください。

対象外の商品

成長投資枠には対象外の商品もあります。主に以下のような商品は成長投資枠では買付できません。

  • 高レバレッジ型投資信託:値動きが激しく投資リスクが大きいもの
  • 一部の特殊な投資信託:信託期間が短いものなど
  • 新株予約権:株式の権利に関する商品
  • その他金融庁が指定する商品:投資者の保護に懸念があるもの

注意:対象外かどうかは商品ごとに異なります。買付前に証券会社の取扱画面で「NISA成長投資枠対象」かどうかを確認するのが確実です。投資には価格変動リスクがあり、過去の実績は将来の運用成果を保証するものではありません。

つみたて投資枠との違い

成長投資枠とつみたて投資枠の違いを比較表で確認しましょう。両者は「対象商品」「買付方法」「年間上限」などで明確に異なります。

項目成長投資枠つみたて投資枠
年間投資枠240万円120万円
生涯上限1,200万円1,800万円の範囲内
対象商品個別株・ETF・投資信託など金融庁基準適合の投資信託
一括投資可能不可(積立のみ)
投資方法自由積立のみ
買付タイミング自由定額・定期
併用可能可能

このように、成長投資枠は「幅広い商品を自由なタイミングで買付できる」のが特徴で、つみたて投資枠は「金融庁基準を満たした投資信託を積立で買付する」のが特徴です。両者は併用可能なので、それぞれの特徴を活かした使い分けができます。

  • 成長投資枠の強み:個別株・ETFも買付可・一括投資も可・買付タイミング自由
  • つみたて投資枠の強み:金融庁基準で厳選された投資信託・長期積立に特化
  • 併用のメリット:積立で時間分散+一括で早い市場参加を両立

年間投資枠全体の解説は「年間投資枠の解説」を、生涯投資枠の解説は「生涯投資枠の解説」をご参照ください。

どんな人に向いている?

✅ 成長投資枠に向いている人

  • 個別株やETFに興味がある人
  • まとまった資金を一括投資したい人
  • 自分で買付タイミングを選びたい人
  • つみたて投資枠と併用して運用したい人
  • 特定の銘柄・テーマに投資したい人

❌ 成長投資枠だけで始めるには注意が必要な人

  • 投資経験が少ない初心者(→つみたて投資枠の積立がおすすめ)
  • 個別株の価格変動リスクを理解していない人
  • 買付タイミングを悩みたくない人(→積立投資が適している)
  • 「使い切らないと損」と焦ってしまう人

初心者へのアドバイス:投資経験が少ない人は、まずはつみたて投資枠で積立投資を始め、少しずつ成長投資枠も活用するという段階的なアプローチも無理のない始め方です。必ず240万円を使い切る必要はありません。個別株は価格変動が大きい場合があるため、慎重に判断しましょう。長期・分散投資を基本に考えることが大切です。

おすすめの活用方法

成長投資枠240万円の具体的な活用例を4つ紹介します。ご自身の投資スタイルや家計に合った方法を参考にしてください。いずれの例でも、家計に無理のない範囲で行うことが前提です。

初心者

① 投資信託だけで運用する例

成長投資枠で投資信託(全世界株式型・S&P500連動型など)を買付する方法。つみたて投資枠と異なり、一括投資や不定額の買付も可能です。投資信託なら分散投資がしやすく、初心者にも扱いやすい傾向があります。

  • 年間使用枠:成長投資枠240万円の範囲内
  • 向いている人:個別株に興味がない・分散投資をしたい人
  • メリット:分散投資がしやすい・一括投資も可

おすすめの投資信託は「NISAでおすすめの投資信託」をご参照ください。

バランス型

② 投資信託+個別株を組み合わせる例

投資信託をメインに据えつつ、個別株を一部組み合わせる方法。投資信託で分散投資の土台を作り、個別株でα(アルファ)を狙う構成です。ただし個別株は価格変動が大きい場合があるため、比率は慎重に検討しましょう。

  • 年間使用枠:成長投資枠240万円の範囲内で分散
  • 向いている人:投資経験が一定程度ある人
  • 注意:個別株の比率は価格変動リスクを考慮して決める
ETF

③ ETFを活用する例

S&P500連動ETF・全世界株式ETFなどを成長投資枠で買付する方法。ETFは株式市場に上場しているため、リアルタイムで価格を確認しながら買付できます。一括投資にも積立にも使えます。

  • 年間使用枠:成長投資枠240万円の範囲内
  • 向いている人:インデックス投資を手数料を抑えて行いたい人
  • メリット:一括・積立どちらも可・分散投資がしやすい
高配当

④ 高配当株へ投資する例

国内株や米国株の高配当銘柄を成長投資枠で買付する方法。配当金も非課税で受け取れます。ただし高配当株は価格変動リスクがあり、配当は株式によって変動するため、過去の実績は将来の運用成果を保証しません。

  • 年間使用枠:成長投資枠240万円の範囲内
  • 向いている人:配当収入に興味がある人・投資経験がある人
  • 注意:配当は変動する・元本割れリスクあり。分散を心がける

一括投資と積立投資の比較は「一括投資vs積立投資」をご参照ください。

成長投資枠を使う際によくある失敗

  • 「使い切らないと損」と焦る:無理に240万円を使う必要はない。家計に無理のない範囲で
  • 個別株に集中投資する:分散投資をせず特定銘柄に集中すると価格変動リスクが大きくなる
  • 投資経験がないのに一括で個別株を買う:価格変動リスクを理解していないと心理的負担が大きい
  • 対象外商品を買おうとする:高レバレッジ型などは対象外。事前に確認を
  • つみたて投資枠と併用しない:両方使えることを知らず、片方だけで運用する人もいる

注意:投資には価格変動リスクがあり、元本が保証されているわけではありません。過去の実績は将来の運用成果を保証するものではありません。余裕資金の範囲で、長期・分散投資を基本に考えることが大切です。

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注意点

  • 生涯上限は1,200万円:成長投資枠は生涯1,200万円に達すると利用不可。残りはつみたて枠のみ
  • 未使用枠は繰り越せない:その年に使わなかった年間枠は翌年に持ち越せない
  • 購入金額で計算:年間投資枠は買付金額で消費される(手数料は含まれない)
  • 個別株は価格変動リスクが大きい場合も:分散投資を心がける
  • 対象外商品に注意:高レバレッジ型などは買付不可
  • 売却後の枠復活は翌年以降:売却した分の生涯投資枠は翌年以降に復活
  • 家計に無理をしない:生活費・貯金を圧迫しない範囲で投資する

全枠の解説は「いくらまで投資できる?」をご参照ください。

よくある質問

Q. 成長投資枠だけ使ってもいい?
A. はい、成長投資枠だけ使っても問題ありません。つみたて投資枠と併用する義務はありません。ただし、投資経験が少ない初心者は、つみたて投資枠で積立投資を中心に考えるのも選択肢の一つです。両方の特徴を理解したうえでご自身に合った方法を選びましょう。
Q. 240万円を使い切らないと損?
A. いいえ。無理に240万円を使い切る必要はありません。家計に無理のない範囲で投資することが大切です。少額から始めても非課税効果はあります。「使い切らないと損」と焦る必要はありません。
Q. 個別株だけ買ってもいい?
A. 制度上は成長投資枠で個別株だけを買付することも可能です。ただし、個別株は価格変動が大きい場合があるため、分散投資を心がけることが大切です。投資経験が少ない場合は、まずは投資信託やETFで分散投資をするのも選択肢の一つです。
Q. ETFは買える?
A. はい、成長投資枠でETFは買付できます。S&P500連動型・全世界株式型などのETFが対象です。一括投資・積立投資どちらでも買付可能です。
Q. 売却したら枠はどうなる?
A. 売却した金額分の生涯投資枠は翌年以降に復活し、再投資できます。ただし、その年の年間投資枠は復活しません(買付額で消費されたまま)。詳しくは「生涯投資枠の解説」をご参照ください。
Q. つみたて投資枠と併用できる?
A. はい、成長投資枠とつみたて投資枠は両方同時に使えます。年間合計で最大360万円(成長240万円+つみたて120万円)まで非課税投資が可能です。

まとめ

新NISAの成長投資枠は年間最大240万円生涯1,200万円まで利用できる非課税枠で、個別株・ETF・投資信託などが対象です。一括投資・積立投資どちらも自由に選べ、つみたて投資枠(年間120万円)と併用できます。対象外の商品(高レバレッジ型など)もあるため、買付前に確認が必要です。

無理に240万円を使い切る必要はなく、家計に無理のない範囲で投資することが大切です。投資経験が少ない初心者は、積立投資を中心に考えるのも選択肢の一つです。個別株は価格変動が大きい場合があるため、長期・分散投資を基本に考えることが重要です。投資には価格変動リスクがあり、過去の実績は将来の運用成果を保証するものではありません。

NISAの基本は「NISAとは」を、新NISAは「新NISAとは」を、年間360万円の使い方は「年間投資枠の解説」を、生涯1,800万円の仕組みは「生涯投資枠の解説」を、全枠の解説は「いくらまで投資できる?」をご参照ください。一括投資と積立投資の比較はこちらを、おすすめの投資信託はこちらを、証券会社選びは「証券会社ランキング」をご参照ください。

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