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2026年08月03日

NISAのつみたて投資枠とは?120万円の使い方とおすすめ運用方法を初心者向けに解説【2026年最新版】

こんな人におすすめ

✅ この記事がおすすめな人

  • 「つみたて投資枠って何?」と疑問に思っている初心者
  • 成長投資枠と何が違うのか知りたい人
  • 毎月いくら積み立てればいいか迷っている人
  • オルカンやS&P500を積立で買えるのか気になる人

❌ この記事だけでは足りない人

30秒で分かる結論

  • つみたて投資枠は年間最大120万円:毎月最大10万円まで積立投資可能
  • 積立投資専用の枠:一括買付はできず、定額・定期の積立が基本
  • 金融庁基準を満たした投資信託が対象:手数料が安く長期積立に適した商品のみ
  • 成長投資枠と併用可能:両方同時に使える(年間合計最大360万円)
  • 長期・積立・分散投資を目的とした制度:初心者にも使いやすい設計
  • 毎月10万円使う必要はない:1万円や3万円からでも始められる
  • 積立額は途中で変更可能:家計に合わせて調整できる

新NISAの「つみたて投資枠」について、仕組みから対象商品、成長投資枠との違い、おすすめの積立額まで初心者向けに分かりやすく解説します。「年間120万円をどう使えばよいか」が分かる記事です。NISAの基本は「NISAとは」を、年間360万円の仕組みは「年間投資枠の解説」を、成長投資枠の解説は「成長投資枠とは」をご参照ください。全枠の解説は「いくらまで投資できる?」を、生涯投資枠は「生涯投資枠の解説」をご参照ください。

つみたて投資枠とは?

つみたて投資枠とは、新NISAで用意された2つの非課税枠のうちの1つで、年間最大120万円まで積立投資ができる制度です。もう1つの枠である成長投資枠(年間240万円)と併用できます。つみたて投資枠の最大の特徴は、金融庁が定めた一定の条件を満たした投資信託を積立で買付するという仕組みです。

つみたて投資枠は、長期・積立・分散投資を目的とした制度です。金融庁が「手数料が安い・分散投資に適している・長期保有に向いている」などの基準を満たした投資信託のみを対象に定めており、初心者が無理なく長期積立を続けられる設計になっています。

買付方法は積立のみで、一括投資はできません。毎月定額(または定期)で自動的に買付される仕組みで、買付タイミングを悩む必要がないのが特徴です。詳しい運用イメージは「初心者向けの運用方法」をご参照ください。

年間120万円の仕組み

つみたて投資枠の年間投資枠は120万円です。これは毎年1月〜12月の1年間で買付できる最大金額で、購入金額で計算されます。月額換算すると毎月最大10万円まで積立できます。年間投資枠は毎年1月にリセットされます。

  • 年間上限:120万円(毎月最大10万円)
  • 生涯上限:1,800万円(成長投資枠1,200万円+つみたて投資枠600万円)
  • 買付方法:積立投資のみ(一括不可)
  • 対象商品:金融庁基準適合の投資信託
  • 成長投資枠との併用:可能(年間合計最大360万円)
  • 未使用分の繰越:不可(その年で消滅)

初心者へのポイント:年間120万円=毎月10万円が上限ですが、毎月10万円積み立てる必要はありません。毎月1万円や3万円からでも始められます。家計に無理のない金額で長く続けることが大切です。

つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円=年間最大360万円です。両方同時に使えるため、例えばつみたて投資枠で毎月積立を行いながら、成長投資枠で個別株を買付する、といった併用が可能です。成長投資枠の詳しい解説は「成長投資枠とは」をご参照ください。

注意:つみたて投資枠の未使用分は翌年へ繰り越せません。その年に使わなかった枠は消滅します。ただし「使い切らないと損」と焦る必要はありません。余裕資金の範囲で長く続けることが大切です。

年間投資枠の詳しい仕組みは「年間投資枠の解説」を、生涯1,800万円の仕組みは「生涯投資枠の解説」を、全枠の解説は「いくらまで投資できる?」をご参照ください。

対象商品

つみたて投資枠で買付できるのは、金融庁が定めた一定の条件を満たした投資信託のみです。これらは「つみたてNISA対象商品」として金融庁のサイトで公開されています。主な特徴は以下の通りです。

  • 手数料が安い:信託報酬が低く設定されている
  • 分散投資に適している:インデックス投資信託が中心
  • 長期保有に向いている:頻繁な売買を前提としない商品
  • 情報提供が充実:運用報告書などが分かりやすく提供される

代表的な対象商品には、以下のような投資信託があります。

  • 全世界株式型(オルカン):全世界の株式に分散投資。→「オルカンとは」で詳しく解説
  • S&P500連動型:米国の代表的500社に分散投資。→「S&P500とは」で詳しく解説
  • バランス型:株式・債券など複数資産に分散投資
  • 新興国株式型:新興国の株式に分散投資

おすすめの投資信託については「NISAでおすすめの投資信託」をご参照ください。

対象外の商品

つみたて投資枠は金融庁基準を満たした投資信託のみが対象のため、以下の商品は対象外です。

  • 個別株(国内株・米国株):つみたて投資枠では買付不可(成長投資枠なら可能)
  • ETF:上場投資信託はつみたて投資枠の対象外(成長投資枠なら可能)
  • REIT:不動産投資信託は対象外
  • 金融庁基準を満たさない投資信託:手数料が高いもの・値動きが激しいものなど

注意:個別株やETFをNISAで買付したい場合は成長投資枠を使います。つみたて投資枠は投資信託の積立専用の枠です。詳しくは「成長投資枠とは」をご参照ください。

成長投資枠との違い

つみたて投資枠と成長投資枠の違いを比較表で確認しましょう。両者は「対象商品」「買付方法」「年間上限」などで明確に異なります。

項目つみたて投資枠成長投資枠
年間投資枠120万円240万円
投資方法積立のみ積立・一括どちらも可
対象商品金融庁基準適合の投資信託個別株・ETF・投資信託など
初心者向け
長期積立向け
一括投資不可可能
買付タイミング定額・定期(自動)自由
併用可能可能

このように、つみたて投資枠は「金融庁基準の投資信託を積立で買付する」専用の枠で、成長投資枠は「幅広い商品を自由なタイミングで買付できる」枠です。両者は併用可能なので、それぞれの特徴を活かした使い分けができます。成長投資枠の詳しい解説は「成長投資枠とは」をご参照ください。

  • つみたて投資枠の強み:金融庁基準で厳選された投資信託・買付タイミングを悩まなくてよい・初心者向け
  • 成長投資枠の強み:個別株・ETFも買付可・一括投資も可・買付タイミング自由
  • 併用のメリット:積立で時間分散+一括で早い市場参加を両立

どんな人に向いている?

✅ つみたて投資枠に向いている人

  • 投資初心者で、まずは無理なく始めたい人
  • 買付タイミングを悩みたくない人
  • 毎月コツコツ長期積立を続けたい人
  • 分散投資を自動で行いたい人
  • 個別株の価格変動リスクを避けたい人

❌ 別の枠も検討したほうがよい人

  • 個別株やETFを買いたい人(→成長投資枠が適している)
  • まとまった資金を一括投資したい人(→成長投資枠が適している)
  • 自分で買付タイミングを選びたい人(→成長投資枠を検討)

初心者へのアドバイス:投資経験が少ない初心者には、つみたて投資枠での積立投資がおすすめです。金融庁基準で厳選された商品を自動で積み立てるため、買付タイミングを悩む必要がなく、長期・分散投資がしやすくなります。まずはつみたて投資枠で始め、余裕ができたら成長投資枠も活用するという段階的なアプローチも無理のない始め方です。運用の基本は「初心者向けの運用方法」をご参照ください。

おすすめの運用方法

つみたて投資枠のおすすめ運用方法を解説します。初心者は「長期・積立・分散」を基本に考えることが大切です。

ドルコスト平均法の考え方

つみたて投資枠の積立投資は、ドルコスト平均法という考え方に基づいています。毎月一定額を積み立てると、価格が高い時は少なく、価格が安い時は多く買付できるため、買付単価が平準化される仕組みです。これにより、一括投資のような「高値掴み」のリスクを軽減しやすくなります。

ドルコスト平均法の例:毎月1万円を積み立てる場合、基準価額が上がれば購入口数は減り、下がれば購入口数は増えます。結果として平均買付価額が平準化され、時間分散の効果が期待できます。ただし、投資には価格変動リスクがあり、必ず利益が出るわけではありません。

積立日の選び方

積立日は毎月特定の日(例:毎月1日・毎月15日)に設定するのが一般的です。給与入金日の翌日など、家計に無理のないタイミングを選ぶのがおすすめです。証券会社によっては複数の積立日を設定できる場合もあります。

  • 毎月積立:最も一般的。給与日に合わせて設定するのが無難
  • 毎週積立:より細かく時間分散したい人向け(対応証券会社限定)
  • 毎日積立:最も細かい時間分散(対応証券会社限定)

一般的には毎月積立で十分です。毎日・毎週積立は対応証券会社が限られるため、まずは毎月積立から始めるのが無難です。

初心者におすすめの積立額

つみたて投資枠の年間上限は120万円(毎月10万円)ですが、必ず毎月10万円積み立てる必要はありません。毎月1万円や3万円からでも始められます。積立額は途中で変更できるため、まずは無理のない金額で始めて、余裕ができたら増額するという方法がおすすめです。

少額

毎月1万円積立(年間12万円)

投資初心者が最初の一歩として始めやすい金額。食費1回分程度から始められるため、家計への負担が小さく、長く続けやすいのが特徴です。

  • 年間使用枠:12万円(120万円中12万円)
  • 向いている人:投資初心者・まずは少額から始めたい人
  • メリット:家計負担が小さい・長く続けやすい
標準

毎月3万円積立(年間36万円)

初心者におすすめのバランス金額。家計に無理がなく、非課税効果もしっかり得られる。多くの初心者が最初に選ぶ金額の一つ。

  • 年間使用枠:36万円(120万円中36万円)
  • 向いている人:投資初心者・無理なく続けたい人
  • メリット:長期積立の効果が期待しやすい金額
中級

毎月5万円積立(年間60万円)

家計に余裕がある人が目指しやすい金額。年間60万円でつみたて投資枠の半分を使い、残りは成長投資枠と併用も可能。詳しいシミュレーションは「月5万円シミュレーション」をご参照ください。

  • 年間使用枠:60万円(120万円中60万円)
  • 向いている人:家計に余裕がある人・成長投資枠と併用したい人
  • メリット:つみたて枠半分+成長枠の併用が可能
上限

毎月10万円積立(年間120万円)

つみたて投資枠の年間上限いっぱいを使う金額。家計に十分な余裕がある人向け。無理をして10万円にする必要はなく、まずは無理のない金額から始めるのが大切です。

  • 年間使用枠:120万円(つみたて枠上限)
  • 向いている人:家計に十分な余裕がある人
  • 注意:無理をして10万円にする必要はない。まずは少額から

オルカンへ積立する例

全世界株式型(オルカン)に積立する方法。全世界の数千社に分散投資できるため、分散性が高く初心者にも扱いやすい傾向があります。オルカンの詳しい解説は「オルカンとは」をご参照ください。

S&P500へ積立する例

S&P500連動型投資信託に積立する方法。米国の代表的500社に分散投資できます。S&P500の詳しい解説は「S&P500とは」をご参照ください。

おすすめの投資信託は「NISAでおすすめの投資信託」をご参照ください。

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注意点

  • 積立投資専用:一括買付はできず、積立のみ
  • 未使用枠は繰り越せない:その年に使わなかった年間枠は翌年に持ち越せない
  • 購入金額で計算:年間投資枠は買付金額で消費される
  • 毎月10万円使う必要はない:家計に無理のない範囲で。1万円からでもOK
  • 価格変動リスクあり:投資信託も元本保証ではない。慌てて売却しないことが重要
  • 長期続けることが大切:余裕資金で、長期・積立・分散を基本に
  • 対象商品は金融庁基準:個別株・ETFは対象外(成長投資枠で)

注意:投資には価格変動リスクがあり、元本が保証されているわけではありません。過去の実績は将来の運用成果を保証するものではありません。価格変動があっても慌てて売却せず、長期で続けることが大切です。余裕資金の範囲で行いましょう。

全枠の解説は「いくらまで投資できる?」をご参照ください。

よくある質問

Q. 毎月いくら積み立てればいい?
A. 毎月10万円(年間上限)を使う必要はありません。毎月1万円や3万円からでも始められます。家計に無理のない金額で始め、余裕ができたら増額するのがおすすめです。積立額は途中で変更できます。
Q. 途中で積立額を変更できる?
A. はい、積立額は途中で変更できます。増額・減額どちらも可能で、証券会社の設定画面から変更できます。家計の状況に合わせて調整しましょう。
Q. ボーナス設定はできる?
A. はい、多くの証券会社でボーナス月に増額積立する設定(ボーナス設定)ができます。例えば「毎月3万円+ボーナス月に+3万円」など。年間投資枠120万円の範囲内で設定可能です。
Q. 途中で売却したらどうなる?
A. つみたて投資枠で買付した商品はいつでも売却可能です。ただし、価格変動リスクがあり、売却時の価額によっては元本割れする場合もあります。また、売却した分の年間投資枠は復活しません(生涯投資枠は翌年以降に復活)。詳しくは「生涯投資枠の解説」をご参照ください。
Q. つみたて投資枠だけ使っても問題ない?
A. はい、つみたて投資枠だけ使っても問題ありません。成長投資枠と併用する義務はありません。特に初心者は、つみたて投資枠での積立投資を中心に考えるのも選択肢の一つです。個別株やETFを買いたい場合は成長投資枠(解説)を活用しましょう。

まとめ

新NISAのつみたて投資枠は年間最大120万円(毎月最大10万円)まで積立投資ができる非課税枠で、金融庁が定めた基準を満たした投資信託が対象です。長期・積立・分散投資を目的とした制度で、買付タイミングを悩む必要がなく初心者にも使いやすい設計です。成長投資枠(年間240万円)と併用できます。

毎月10万円を使う必要はなく、1万円や3万円からでも始められ、積立額は途中で変更できます。価格変動があっても慌てて売却せず、余裕資金で長く続けることが大切です。オルカン(解説)やS&P500(解説)など分散性の高い投資信託を積み立てるのが初心者におすすめです。おすすめの投資信託はこちら、月5万円のシミュレーションはこちら、初心者向けの運用方法はこちらをご参照ください。

NISAの基本は「NISAとは」を、年間360万円の仕組みは「年間投資枠の解説」を、生涯1,800万円の仕組みは「生涯投資枠の解説」を、成長投資枠の解説は「成長投資枠とは」を、全枠の解説は「いくらまで投資できる?」をご参照ください。

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