NISA TOKYO
個別株
2026年08月28日

NISAで株主優待はもらえる?おすすめの考え方と注意点を初心者向けに徹底解説【2026年最新版】

30秒で分かる結論

結論

  • NISA口座でも株主優待は受け取れる
  • ただしすべての企業が優待を実施しているわけではない
  • 優待利回りだけでなく業績・配当・株価・優待内容を総合的に確認
  • 優待は廃止・改悪される可能性がある
  • 「優待がある=良い投資先」ではない

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NISAで株主優待はもらえる?

結論から言うと、NISA口座で株主優待を受け取ることは可能です。NISA口座で対象となる国内上場株式を保有し、通常の課税口座と同様に株主優待の条件を満たせば、優待を受け取ることができます。

ただし、以下の点に注意が必要です。

⚠️ 注意点

  • 株主優待制度を実施していない企業もある
  • 企業によって必要株数が異なる(100株、1,000株など)
  • 長期保有条件がある場合がある
  • 制度変更や廃止の可能性がある

NISAで何を買うべきかについてはNISAで何を買えばいい?をご覧ください。

株主優待とは?

株主優待とは、企業が一定条件を満たした株主に対して、自社商品・商品券・ポイント・割引券・食事券・カタログギフトなどを提供する制度です。

ただし、すべての上場企業が株主優待を実施しているわけではありません。優待を実施していない企業も多く、また実施していても条件や内容は企業によって大きく異なります。

NISAで優待株を買う方法

NISAで優待株を買う基本的な流れは以下の通りです。

  • STEP1:NISA口座を開設する
  • STEP2:優待を実施している企業を調べる
  • STEP3:必要株数・権利確定日・保有条件を確認する
  • STEP4:必要株数を購入し、権利確定日まで保有する
  • STEP5:条件を満たせば優待を受け取る

証券会社の選び方は証券会社ランキングをご覧ください。

成長投資枠で株主優待銘柄を買える?

2026年時点の新NISAでは、対象となる国内上場株式を成長投資枠で購入できます。株主優待を実施している国内上場株も、条件を満たせば成長投資枠で購入可能です。

成長投資枠の枠

  • 年間投資枠:240万円
  • 生涯上限:1,200万円

制度の詳しい説明は成長投資枠の詳細をご覧ください。

※つみたて投資枠では個別株は買えません。つみたて投資枠で購入できるのは一定条件を満たす投資信託のみです。

株主優待をもらうための条件

株主優待を受け取るには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 権利確定日に基準株数以上を保有していること
  • 必要株数(100株、1,000株など)を満たしていること
  • 保有期間の条件がある場合は期間を満たすこと
  • 株主名簿に記載されていること

⚠️ 注意

「権利確定日に買えば必ず優待がもらえる」ではありません。権利付き最終日までに買い、権利確定日に株主名簿に記載されている必要があります。

権利確定日とは?

権利確定日とは、その日時点で株主名簿に記載されている株主に優待や配当の権利が確定する日です。企業によって年1回(3月末など)や年2回(3月・9月など)など異なります。

権利付き最終日とは?

権利付き最終日とは、その日に株を買えば権利確定日に株主名簿に記載される最後の売買日です。日本株は通常2営業日で決済されるため、権利確定日の2営業日前が権利付き最終日になります。

権利落ちとは

権利付き最終日の翌営業日以降に買うと、その回の優待・配当の権利はつきません(権利落ち)。権利落ち後は株価が下がる傾向があります。

株主優待投資のメリット

  • 商品やサービスを受け取れる:自社商品や商品券などがもらえる
  • 日常生活で使える優待がある:食事券や割引券など実用的な優待も
  • 配当とは別の株主還元:配当に加えて優待を受け取れる場合がある
  • 企業に興味を持つきっかけ:ブランドや企業に詳しくなる
  • 長期保有特典:長く保有するほど優待内容が良くなる企業もある

※優待の価値は利益として保証されるものではありません。

株主優待投資のデメリット

⚠️ デメリット

  • 株価下落:株価が下がれば優待以上の損失が出る可能性がある
  • 優待制度の廃止:企業が優待を廃止する場合がある
  • 優待内容の改悪:内容が縮小・変更される場合がある
  • 業績悪化:業績が悪化すれば株価も優待も影響を受ける
  • 必要投資金額が大きい:100株単位だと数十万円必要な場合も
  • 優待を使わなければ価値が低い:使わない優待は実質価値が低い
  • 優待だけを理由に売買すると判断を誤る:投資判断が歪む可能性

「優待をもらえば株価下落をカバーできる」と単純化はできません。暴落時の対応はNISAで暴落したらをご覧ください。

配当金との違い

項目株主優待配当金
内容商品・サービス等現金
実施企業による企業による
金額・内容企業が決定企業が決定
廃止・変更あり得る減配・無配あり
税金優待内容により税務上の扱いに注意NISAでは条件を満たせば国内税非課税
利用価値人によって異なる現金として利用可能

税務上の細かな扱いについては、必要に応じて税務署や専門家にご確認ください。NISAの配当の税金についてはNISAで配当金は非課税?をご覧ください。

株主優待+配当をどう考える?

優待株を選ぶ際は、株主優待・配当利回り・業績・財務・株価を総合的に見ることが重要です。優待だけ、配当だけではなく、全体で判断しましょう。

高配当株について詳しくはNISAで高配当株をご覧ください。

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優待利回りとは?

優待利回りとは、優待の年間価値 ÷ 投資金額で考える参考利回りです。

参考例

優待利回りの計算例

  • 投資金額:10万円
  • 年間優待価値:2,000円
  • 優待利回り:約2%

ただし、商品券などと違い優待の価値は人によって異なります。使える人にとっては高い価値でも、使わない人にとっては低い価値になります。

配当+優待利回り

配当金と優待価値を合わせた「総合利回り」という考え方もあります。ただし、これだけで銘柄を選ばないよう注意してください。業績や財務、株価の確認も必要です。

初心者が優待株を選ぶ7つのポイント

  1. 自分が実際に使う優待か:使わない優待は実質価値が低い
  2. 必要投資金額:100株でいくら必要か確認
  3. 企業業績:売上・利益の推移を確認
  4. 配当実績:配当の安定性・増配傾向
  5. 財務状況:自己資本比率や負債など
  6. 優待の継続性:長年実施しているか
  7. 長期保有条件:保有期間条件の有無

優待利回りだけで選んではいけない理由

株価が大きく下落すると、優待利回りが高く見える場合があります。しかし、株価下落には業績悪化などの背景がある可能性があります。

以下も確認する必要があります。

  • 売上・利益の推移
  • キャッシュフロー
  • 財務状況
  • 配当の安定性
  • 優待制度の継続可能性

株主優待が廃止・改悪されることはある?

企業は株主優待を廃止・内容変更・必要株数変更・長期保有条件追加する場合があります。過去に優待を実施していたからといって、将来も継続される保証はありません。

⚠️ 注意

優待廃止・改悪の発表後、株価が下落する場合があります。優待だけを理由に投資すると、廃止時に大きな損失が出る可能性があります。

長期保有条件とは?

一部の企業では、優待を受け取るために長期保有条件を設けています。

  • 1年以上保有:1年以上継続保有で優待アップ
  • 3年以上保有:3年以上で特別優待
  • 一定回数以上株主名簿に記載:権利確定回数が条件

企業ごとに条件が異なるため、公式IR情報を確認してください。

100株必要な銘柄と少額投資

日本株では100株単位を条件とする株主優待が多いです。ただし、1株から保有できるサービスや単元未満株で株式を購入できても、株主優待の条件が100株以上の場合は優待対象にならない可能性があります。

⚠️ 注意

「1株買えば必ず優待がもらえる」ではありません。少額投資をする場合は、優待条件→必要株数→必要資金の順に確認してください。

代表的な優待ジャンル

株主優待には様々なジャンルがあります。

  • 飲食:食事券・レストラン割引など
  • 小売:商品券・買い物割引など
  • 交通:鉄道・航空の割引など
  • 旅行:宿泊券・旅行割引など
  • 通信:通信料金割引など
  • 自社商品:自社製品の詰め合わせ
  • QUOカード等:共通ギフトカード
  • ポイント:共通ポイント付与

※具体的な企業・優待内容を確認する場合は、必ず最新の公式IR情報をご確認ください。廃止済み・変更済みの優待を掲載しないよう注意してください。

初心者向け参考銘柄例

以下は「おすすめランキング」ではなく比較参考例です。株価・最低投資金額は変動するため、2026年時点の最新データを確認してください。

ジャンル優待内容例注意点
飲食食事券・割引券必要株数・権利確定月を確認
小売商品券・買い物券最低投資金額が大きい場合も
交通乗車券・割引利用圏外では価値が低い
旅行宿泊券利用頻度で価値が変わる
自社商品自社製品商品の好みで価値が変わる

個別株投資についてはNISAで個別株をご覧ください。おすすめ投資信託はおすすめ投資信託をご覧ください。

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株主優待とオルカン

オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)など)などの投資信託では、投資先企業が株主優待を実施していても、投資信託の保有者がその企業の株主優待を直接受け取るわけではありません。投資信託の受益者と個別株の株主は別の立場です。

オルカンについて詳しくはオルカンとはをご覧ください。

株主優待と個別株

株主優待を直接受け取りたい場合、基本的には対象となる個別株を条件を満たして保有する必要があります。個別株投資についてはNISAで個別株をご覧ください。

NISAで優待クロスはできる?

優待クロス取引とは、権利確定日に株主優待の権利を取得しつつ、信用取引で売り建てて株価変動リスクをヘッジする手法です。

⚠️ 初心者には複雑

  • 信用取引の知識が必要
  • 貸株料・逆日歩などのコストがある
  • 売買手数料がかかる
  • 在庫の確保ができない場合がある
  • NISA口座と信用取引の扱いは要確認

証券会社ごとの取引ルールを最新情報で確認してください。この記事では優待クロスを中心テーマにしません。

株主優待はNISA向き?

以下の人には選択肢になり得ます。

  • 日本株に興味がある
  • 実際に使いたい優待がある
  • 企業分析をしたい
  • 個別株の価格変動を受け入れられる

一方、以下の人には投資信託など別の選択肢もあります。

  • 銘柄分析をしたくない
  • 幅広く分散したい
  • 管理をシンプルにしたい

初心者がやりがちな失敗

⚠️ やりがちな失敗と対策

  • 優待だけで銘柄を選ぶ→業績・財務も確認
  • 必要のない優待を選ぶ→自分が使う優待か確認
  • 優待利回りだけを見る→総合的に判断
  • 権利確定直前に高値で買う→権利落ち後の下落に注意
  • 権利落ちの株価変動を理解していない→権利落ちで株価が下がる傾向
  • 優待廃止リスクを考えない→廃止・改悪の可能性を前提に
  • 1銘柄に資金を集中→分散も検討
  • 生活資金まで使う→生活防衛資金は現金で

よくある質問

Q. NISAでも株主優待はもらえる?

A. はい、NISA口座でも条件を満たせば受け取れます。

Q. つみたて投資枠で株主優待はもらえる?

A. つみたて投資枠では個別株は買えません。

Q. 成長投資枠なら優待株を買える?

A. 対象となる国内上場株は成長投資枠で買えます(詳細)。

Q. NISAで100株買えば優待をもらえる?

A. 100株が条件の企業で権利を満たせば受け取れます。

Q. 1株でも優待がもらえる企業はある?

A. 企業により異なります。必要株数を確認してください。

Q. NISAの株主優待に税金はかかる?

A. 優待内容により税務上の扱いに注意。税務署・専門家に確認を(参考)。

Q. 株主優待と配当金は両方もらえる?

A. 両方実施している企業で条件を満たせば両方受け取れます。

Q. 優待が廃止されたらどうなる?

A. 廃止後は優待は受け取れません。株価への影響もあります。

Q. 株主優待の権利確定日はいつ?

A. 企業により異なります(3月末、9月末など)。公式IRで確認を。

Q. 権利付き最終日とは?

A. その日に買えば権利確定日に株主名簿に記載される最後の売買日です。

Q. 優待目的でNISAを使ってもいい?

A. 選択肢の一つですが、業績・株価も総合的に確認を。

Q. 株主優待株だけでNISAを運用してもいい?

A. 集中投資リスクがあります。分散も検討を。

Q. 株主優待と高配当株はどっちがいい?

A. 一律に断定できません(高配当株)。

Q. オルカンで株主優待はもらえる?

A. 投資信託の保有者は直接受け取れません(オルカン)。

Q. NISAで優待クロスはできる?

A. 初心者には複雑。証券会社の最新ルールを確認してください。

まとめ

  • NISA口座でも株主優待は受け取れる
  • 優待利回りだけでなく業績・配当・株価・優待内容を総合的に確認
  • 優待は廃止・改悪の可能性がある
  • 「優待がある=良い投資先」ではない
  • 株式投資には元本割れの可能性があります

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