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2026年08月25日

NISAで何を買えばいい?初心者向け商品選び完全ガイド【2026年最新版】

💡 30秒で分かる結論

  • NISAの商品選びは「何のために投資するか」「いつまで運用するか」「どこまで値下がりに耐えられるか」「どれくらい管理に時間をかけられるか」を決めてから
  • その条件に合う商品を探す流れが基本
  • つみたて投資枠は長期・積立・分散向けの投資信託、成長投資枠は上場株式・投資信託等が対象
  • 「人気だから買う」「ランキング1位だから買う」ではなく自分に合うかを確認することが大切
  • 投資商品には元本割れの可能性があります(利益保証ではありません)

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NISAで何を買えばいい?

NISA口座を開設したものの、「結局何を買えばいいの?」と迷う初心者は少なくありません。NISAで買える商品は多数あり、人気ランキングやSNSの評判を見て選ぼうとすると、かえって迷子になりやすくなります。

本記事では、特定の商品を万人に推奨するのではなく、投資目的・運用期間・リスク許容度・分散性・コスト・管理の手間などの観点から、自分に合う商品を選ぶ方法を初心者向けに解説します。「初心者なら絶対オルカン」「S&P500を買えば間違いない」といった断定的な推奨は行いません。

NISAの運用基本についてはNISA運用の基本を初心者向けに解説もご覧ください。

そもそもNISAでは何が買える?

2026年時点の新NISA制度では、口座が「つみたて投資枠」「成長投資枠」の2つに分かれています。それぞれ買える商品が異なります。

つみたて投資枠で買える商品

  • 長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託等が対象
  • 金融庁の一定基準を満たした投資信託がラインナップ
  • 積立購入が前提となる設計

成長投資枠で買える商品

  • 上場株式・投資信託等が対象(一部対象外商品あり)
  • つみたて投資枠より対象範囲が広い
  • 一部の投資信託・ETF等は対象外となる場合がある

制度そのものの詳しい説明は新NISAとは?制度の基本を解説をご覧ください。本ページでは商品選びを中心に解説します。

初心者の商品選び5STEP

NISAで何を買うか迷ったら、以下5つのステップで考えるのがおすすめです。

STEP1:投資目的を決める

まずは「何のためにお金を増やしたいのか」を明確にします。

  • 老後資金
  • 教育資金
  • 将来の資産形成
  • 配当収入

目的によって向いている商品の方向性が変わります。

STEP2:運用期間を考える

「いつ使う予定のお金なのか」を確認します。

  • 5年
  • 10年
  • 20年
  • 30年以上

数年以内に使う予定のお金は、価格変動の大きい投資商品に回すべきではありません。生活防衛資金や直近の教育費は現金で確保し、長期間置いておける余裕資金で投資するのが基本です。

STEP3:リスク許容度を考える

「どこまで値下がりしても保有を続けられるか」を考えます。

例えば投資額100万円が80万円や70万円になった場合でも、焦って売却せず保有を続けられるか。この問いに「続けられる」と答えられない場合は、値動きの大きい商品には慎重になる必要があります。

リスク許容度は人によって異なり、年齢・家計・投資経験などで変わります。「絶対に元本割れしたくない」という場合は、投資そのものが向いていない可能性もあります。

STEP4:商品の特徴を比較

候補商品について以下の観点で比較します。

  • 投資対象:何に投資しているか(世界株・米国株・債券など)
  • 分散性:投資先がどれくらい広がっているか
  • 信託報酬などのコスト:保有中にかかる費用
  • 値動き:価格変動の大きさ
  • 為替リスク:外貨建て商品の場合の円安円高の影響
  • 管理の手間:どれくらい自分で管理する必要があるか

STEP5:無理のない金額から開始

商品選びと同時に投資額も重要です。毎月の家計に無理のない金額から始め、余裕ができれば増額していくのが長続きのポイントです。詳しくはNISAで毎月いくら積み立てる?で解説しています。

初心者向け商品マップ

商品選びの方向性を整理するマップです。特定商品の購入推奨ではなく、考え方の整理としてご活用ください。

🗺️ 商品選択マップ

  • 世界へ広く分散したい → 全世界株式型(オルカン等)
  • 米国株式を重視したい → S&P500連動型など
  • 株式以外も組み合わせたい → バランス型
  • 企業を自分で選びたい → 個別株
  • 配当収入を重視したい → 高配当株・高配当ETF

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投資信託とは?

投資信託は、多くの投資家から集めた資金を1つのファンドにまとめ、運用会社が株式や債券などに投資する商品です。1つの投資信託を買うだけで多数の株式・債券に分散投資できる仕組みです。

NISAのつみたて投資枠で買える商品は基本的にこの投資信託が中心です。詳しくはNISAおすすめ投資信託の選び方をご覧ください。

オルカンとは?

オルカンは、初心者から注目される代表的な全世界株式型投資信託です。

  • 世界各国の株式へ分散投資
  • 多数の企業へ投資(数千〜数千以上)
  • 株式100%の商品であること
  • 元本保証ではない
  • 世界同時株安では大きく下落する可能性

詳しくはオルカンとは?全世界株式型の特徴NISAはオルカンだけでいい?をご覧ください。

S&P500とは?

S&P500は米国の代表的な株価指数です。米国の主要企業500社に投資する指数で、米国市場の動向を示す指標として広く活用されています。

  • 米国の主要企業へ投資
  • 米国市場の成長を取り込める可能性
  • 米国への集中度が高い
  • 為替変動の影響を受ける
  • 元本保証ではない

詳しくはS&P500とは?米国株価指数の特徴をご覧ください。

オルカンとS&P500はどっち?

よく比較される2つの指数ですが、それぞれ特徴が異なります。

項目オルカンS&P500連動型
主な投資対象全世界株式米国株式
地域分散広い米国中心
米国比率含まれる基本的に米国
値下がりありあり
為替影響ありあり
向いている考え方世界全体へ投資米国を重視

どちらが必ず優れているとは断定できません。詳しい比較はオルカン vs S&P500比較をご覧ください。

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バランスファンドという選択肢

株式だけでは値動きが大きすぎると感じる初心者向けに、株式・債券・REITなど複数資産へ投資するバランスファンドという選択肢もあります。

1つのファンドで複数資産に分散できるため、管理の手間が少ないのが特徴です。ただし商品によって資産配分が大きく異なるため、内容を確認する必要があります。

ETFという選択肢

ETF(上場投資信託)は、証券市場で売買できる投資信託です。

  • 市場で売買できる(株式のように売買可能)
  • 指数などへの連動を目指す商品がある
  • 分配金がある商品もある
  • 経費率:保有中にかかる費用
  • 売買単位:購入単位の制限
  • 取引時間:市場の取引時間中に売買

投資信託は毎日定額で積み立てるのに向いている一方、ETFは市場のタイミングで売買したい場合に向いています。

個別株という選択肢

個別企業へ直接投資する方法です。

メリット

  • 自分で企業を選べる
  • 値上がり益
  • 配当
  • 株主優待がある場合

リスク

  • 企業業績による価格変動
  • 倒産リスク
  • 減配リスク
  • 集中投資による値動きの大きさ

詳しくはNISAで個別株はあり?をご覧ください。

高配当株という選択肢

配当収入を重視する選択肢として高配当株があります。ただし「配当利回りが高い=良い投資先」ではありません。配当は企業の業績によって変動し、減配・無配になる可能性もあります。

詳しくはNISAで高配当株高配当ETFNISA配当金非課税をご覧ください。

商品比較表

商品タイプ分散性管理の手間価格変動配当・分配初心者の分かりやすさ
全世界株式型高い傾向少ない大きい場合あり商品による
S&P500型比較的高い少ない大きい場合あり商品による
バランス型高い傾向少ない配分による商品による
ETF商品による中程度商品によるありの場合
個別株低くなりやすい多い大きい場合あり銘柄による
高配当株銘柄による多い大きい場合ありありの場合△〜○

初心者向け度だけで商品の優劣を決めるものではありません。自分の投資目的・リスク許容度に合うかが重要です。

初心者が避けたい商品選び

商品選びで陥りやすい失敗パターンを紹介します。

⚠️ 避けたい選び方

  • SNSで人気だから買う:情報の正確性が確認できず、自分に合わない商品を買う原因に
  • ランキング1位だから買う:人気度と自分に合うかは別物
  • 過去のリターンだけを見る:過去の実績は将来の成果を保証しない
  • 配当利回りだけを見る:高利回りはリスクが高い場合もある
  • 信託報酬を確認しない:長期保有ではコストが利益を圧迫する
  • 商品内容を理解せず購入:何に投資しているか分からないまま保有は危険
  • 似た商品を大量に買う:分散しているつもりで重複している場合がある
  • 短期間で商品を何度も乗り換える:手数料負け・タイミング損の原因
  • 暴落した商品を理由なく売却:感情的な売却は損失確定につながる

商品を複数買えば分散になる?

重要なポイントです。商品数を増やせば必ず分散になるわけではありません。

例えばオルカン+S&P500を保有した場合、商品数は2つになりますが、オルカンにも米国株が含まれているため、単純に「分散が2倍」になるわけではありません。米国株の比率が重複して高くなる可能性があります。

複数の商品を持つ場合は、「中身が何に投資しているか」を見ることが重要です。

💰 積立額シミュレーション

毎月いくら投資する?積立額をシミュレーション

商品選びより先に、家計に無理のない積立額を決めることも重要です。

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毎月の投資額との関係

商品選びと同時に毎月の投資額も重要です。

  • 1万円
  • 3万円
  • 5万円
  • 10万円

ただし商品選びより先に、家計に無理のない積立額を決めることも重要です。詳しくはNISAで毎月いくら積み立てる?月1万円シミュレーション月5万円シミュレーションをご覧ください。

年代別の商品選びの考え方

年代によって投資期間・リスク許容度の目安が変わるため、商品選びの考え方も変わりやすいです。ただし「20代ならオルカン」「40代ならS&P500」「50代なら債券」など年齢だけで商品を決めるのは適切ではありません

120代・30代

投資期間が長く取れる傾向。ただし家計状況・目的によって個別対応が必要。

240代

住宅ローン・教育費など支出が大きくなりやすい年代。家計状況に合った選び方が重要。詳しくは40代から始めるNISA

350代

老後資金の準備時期。値動きの大きさと運用期間のバランスを考える必要。

460代以降

退職後の資産形成。いつ使うお金かを明確にすることが重要。

暴落したらどうする?

商品選びの段階から「30%下落しても保有できるか?」などリスク許容度を考えることが重要です。投資期間が短いほど、必要なタイミングで相場が下落しているリスクが高くなります。

詳しくはNISAで暴落したらどうする?をご覧ください。

商品を1つに絞る必要はある?

NISAでは複数の商品を組み合わせて保有することも可能です。ただし「数を増やせば分散になるわけではない」点に注意が必要です。中身の重複を確認しながら組み合わせを考えることが大切です。

よくある質問

Q. NISA初心者は何を買えばいい?

A. 投資目的・運用期間・リスク許容度から自分に合う商品を探すのが基本です。万人に共通する「これを買えばいい」はありません。

Q. NISAで一番人気の商品は?

A. 人気ランキングは存在しますが、人気度と自分に合うかは別物です。ランキングだけで選ぶのは推奨できません。

Q. オルカンだけでもいい?

A. 選択肢の一つですが「正解」と断定できません(詳細)。

Q. S&P500だけでもいい?

A. 選択肢の一つですが、米国集中度が高くなる点に注意が必要です(詳細)。

Q. オルカンとS&P500を両方買ってもいい?

A. 可能ですが、米国株の重複に注意が必要です(詳細)。

Q. NISAで個別株は買える?

A. 成長投資枠で買える場合があります。ただし集中投資リスクがあります(詳細)。

Q. ETFは初心者でも買える?

A. 買えますが、売買タイミングや経費率を理解する必要があります。

Q. 高配当株は初心者向け?

A. 選択肢の一つですが「配当利回りが高い=良い投資先」ではありません(詳細)。

Q. NISAで何個の商品を買えばいい?

A. 数よりも中身の重複がないかが重要です。1本でも複数でも、分散性を確認して選ぶのが基本です。

Q. 投資信託は1本だけでもいい?

A. 1本でも分散性が高い商品もあります。中身を確認して選ぶことが重要です。

Q. 月1万円なら何を買う?

A. 金額に関わらず投資目的・リスク許容度から選ぶのが基本です(詳細)。

Q. 月5万円なら何を買う?

A. 金額だけで商品は決まりません。家計に無理のない範囲で目的に合う商品を(詳細)。

Q. 40代は何を買えばいい?

A. 年齢だけで決めるのは適切ではありません(詳細)。

Q. 50代は何を買えばいい?

A. 運用期間とリスク許容度のバランスを考える必要があります。年齢だけで商品は決めません。

Q. 買った商品は途中で変更できる?

A. 売却・買替えは可能ですが、手数料や税務上の取扱いを確認する必要があります。

Q. 商品が値下がりしたら売った方がいい?

A. 感情的な売却は推奨できません。暴落時の対応は事前に考えておくのが基本です(詳細)。

まとめ

📌 記事のポイント

  • NISAの商品選びは投資目的・運用期間・リスク許容度・管理の手間から考えるのが基本
  • つみたて投資枠は長期・積立・分散向け投資信託、成長投資枠は上場株式・投資信託等
  • 「人気だから買う」「ランキング1位だから買う」ではなく自分に合うかを確認
  • 商品数を増やせば分散になるわけではない。中身の重複に注意
  • 投資商品には元本割れの可能性があります(利益保証ではありません)

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関連記事:NISAで金(ゴールド)投資はできる?金ETF・純金積立の違いを解説しました。詳しくはNISAで金は買える?金ETF・純金積立の違いをご参照ください。