⚡ 30秒で分かる結論
NISAでは成長投資枠を使って対象となる日本株(国内上場株式)へ投資できます。ただしすべての上場株がNISA対象とは限りません。日本の個別株は原則としてつみたて投資枠では直接購入できず、成長投資枠を利用します。成長投資枠は年間240万円。証券会社によって単元未満株(1株投資)や手数料等のサービスが異なります。配当金をNISAで非課税にするには受取方法(株式数比例配分方式)にも注意が必要です。日本株には株価下落・企業固有のリスクがあります。
NISAで日本株は買える?
「NISAで日本株は買える?」——結論から言うと、2026年時点のNISA制度では成長投資枠で一定の国内上場株式等へ投資可能です。ただし「上場株なら何でもNISAで買える」ではありません。NISA制度上の対象要件と、実際に利用する証券会社での取扱状況の両方を確認する必要があります。
2026年のNISA制度
- つみたて投資枠:年間120万円
- 成長投資枠:年間240万円
- 合計:年間360万円
- 非課税保有限度額:1,800万円(うち成長投資枠1,200万円)
- 非課税保有期間:無期限
- 制度:恒久化
成長投資枠の詳細は「NISAの成長投資枠」で解説しています。最新情報は金融庁公式情報をご確認ください。
日本株はつみたて投資枠と成長投資枠どっち?
初心者が混乱しやすいポイントです。日本企業の個別株を直接買う場合と投資信託を買う場合で、利用する枠が異なります。
枠の違い(図解)
| 商品 | 利用する枠 | 例 |
|---|---|---|
| 日本の個別株を直接購入 | 成長投資枠 | トヨタ・ソニー等の個別株 |
| TOPIX・日経平均連動の投資信託(対象商品) | つみたて投資枠 | インデックス投資信託 |
| 一部の上場投資信託(ETF) | 成長投資枠 | NISA対象の国内ETF |
個別の日本株を直接購入する場合は成長投資枠を使います。一方、TOPIXや日経平均株価等に連動する投資信託で、つみたて投資枠の対象商品であればつみたて投資枠で購入可能です。「日本へ投資する商品=すべて成長投資枠」ではありません。
⚠ 注意
上記の企業名は制度説明のための例であり、推奨銘柄ではありません。また、すべての個別株・投資信託がNISA対象とは限りません。購入前にNISA対象かどうかを必ず確認してください。
成長投資枠とは?
成長投資枠は、つみたて投資枠よりも対象範囲が広く、個別株や一部のETF等も購入できる枠です。年間240万円まで投資でき、非課税保有限度額は1,800万円のうち1,200万円分が成長投資枠用として確保されます。詳細は「NISAの成長投資枠」で解説しています。
NISAで買える日本株
NISAの成長投資枠で対象となる国内上場株式について説明します。成長投資枠では、東証プライム・スタンダード等に上場する一定の上場株式等が対象となります。具体的な企業名を例示する場合は「購入推奨銘柄」としてではなく、「制度を説明するための例」として扱ってください。
- 東証プライム市場上場銘柄:一定の要件を満たす上場株式
- スタンダード市場上場銘柄:対象となる上場株式
- 一部の上場投資信託(ETF):NISA対象の国内ETF
個別株のNISA活用については「NISAで個別株はおすすめ?」、商品選び全般は「NISAで何を買えばいい?」で解説しています。
NISAで買えない商品・対象外となるケース
成長投資枠では対象外となる商品・銘柄があります。「上場株なら何でもNISAで買える」ではありません。2026年9月時点の金融庁・日本証券業協会等の公式情報をご確認ください。
⚠ 対象外となりうる例
- 整理銘柄:上場廃止予定の銘柄
- 監理銘柄:上場廃止等の審理中の銘柄
- 一定の投資信託等:制度上対象外とされる商品
- その他金融庁が指定する対象外商品
購入前に、その銘柄がNISA成長投資枠の対象かどうかを必ず確認してください。証券会社の取引画面でも対象外の場合はNISAでの購入が制限されます。
NISAで日本株を買うメリット
NISAで日本株を買うメリットを整理します。
- 対象となる売却益を非課税にできる:NISA口座内の売却益が非課税
- 対象となる配当金の非課税メリット:受取方法によっては配当金も非課税
- 日本企業へ直接投資できる:馴染みのある企業へ直接投資
- 株主優待を実施する企業もある:企業によっては優待が受けられる
- 企業情報を日本語で入手しやすい:IR情報等が日本語で読みやすい
- 為替変動を直接受けない円建て資産:円建て国内株式は為替リスクを直接受けない
⚠ 注意
「日本株なら安全」「配当株なら損しない」等の断定はできません。投資には元本割れのリスクがあります。
NISAで日本株を買うデメリット
一方で、日本株投資には以下のデメリット・リスクがあります。初心者向けに正直に説明します。
⚠ 日本株のデメリット・リスク
- 株価下落リスク:企業価値が下がれば損失が発生
- 企業固有リスク:1社に集中投資すると業績悪化の影響が大きい
- 倒産リスク:企業が倒産すれば投資金額を失う可能性
- 業績悪化:業績低迷で株価・配当が下がる可能性
- 減配リスク:配当が減額・廃止される可能性
- 株主優待の変更・廃止:優待内容が変わる・なくなる可能性
- 少数銘柄への集中投資:分散が不十分だとリスクが高い
- 投資金額が大きくなる場合:単元株(100株)だと最低金額が大きい
日本株の買い方
初心者向けに日本株の買い方の流れを図解します。
日本株の買い方ステップ
- 証券会社を選ぶ:NISAで日本株を扱う証券会社を選ぶ
- NISA口座を開設:NISA口座の開設手続きを行う
- 入金:口座へ入金する
- 銘柄を検索:購入したい日本株を検索
- NISA・成長投資枠を選択:NISAの成長投資枠で購入するよう選択
- 株数を入力:購入株数を入力
- 注文方法・価格を確認:成行・指値等の注文方法と価格を確認
- 注文:注文を確定する
- 約定:注文が成立(約定)すれば保有
実際の画面・注文名称は証券会社によって異なります。必ず各証券会社の公式情報をご確認ください。
成行注文と指値注文の違い
初心者向けに、代表的な2つの注文方法を簡潔に説明します。
成行注文
現在の市場価格で即時に売買する注文方法です。「値段は問わず、今すぐ買いたい(売りたい)」場合に使います。値動きが激しい時は想定と異なる価格で約定する場合があります。
指値注文
希望の価格を指定して売買する注文方法です。「この値段になったら買いたい(売りたい)」場合に使います。希望価格に到達しないと約定しません。
どちらが必ず良いとは言えません。状況や目的に合わせて使い分けます。
日本株は100株から?1株でも買える?
重要な検索意図です。日本株では100株を1単元とする銘柄が一般的ですが、証券会社の単元未満株サービス等を利用して1株から購入できる場合があります。
100株と1株の違い
- 単元株(100株):一般的な取引単位。株価×100株分の資金が必要
- 単元未満株(1株〜):1株から購入可能なサービス。少額から始められる
具体的な証券会社については2026年9月時点の最新公式情報をご確認ください。対応していない証券会社について「1株から購入可能」と推測で書かないでください。
単元未満株とは?
単元未満株とは、1単元(通常100株)未満の株数(1株〜99株等)を取引できるサービスです。主要証券会社について比較します。数値は必ず2026年9月時点の公式情報をご確認ください。
| 証券会社 | サービス名称 | 最低購入株数 | NISA対応 | リアルタイム取引 |
|---|---|---|---|---|
| SBI証券 | S株(公式確認) | 1株〜 | 公式確認 | 公式確認 |
| マネックス証券 | 公式確認 | 1株〜 | 公式確認 | 公式確認 |
| 松井証券 | 公式確認 | 1株〜 | 公式確認 | 公式確認 |
| 楽天証券 | かぶミニ(公式確認) | 1株〜 | 公式確認 | 公式確認 |
| auカブコム証券 | P株(公式確認) | 1株〜 | 公式確認 | 公式確認 |
⚠ 注意
サービス名称・条件は変更される可能性があります。必ず各証券会社の公式ページで最新情報をご確認ください。
単元未満株の注意点
単元未満株には以下の注意点があります。証券会社・企業によって条件が異なります。
- 注文方法が異なる:通常の単元株と注文方法・取引時間が異なる場合がある
- 約定タイミング:リアルタイム約定でない場合がある
- 手数料/スプレッド:売買コストの体系が通常取引と異なる場合がある
- 株主優待の条件:必要株数に満たないと優待の対象にならない場合がある
- 議決権:1単元未満の場合、議決権の取扱いが異なる場合がある
- 配当:保有株数に応じて配当が支払われる
日本株の売買手数料
NISAで国内株式を取引する場合の売買手数料について、主要証券会社を比較します。「NISAなら日本株の取引コストはすべて0円」とは限りません。売買手数料が無料でも、単元未満株・電話注文・特殊注文等で条件が異なる可能性があります。2026年9月時点の各社公式情報をご確認ください。
詳細は「NISAの手数料はいくら?」で解説しています。
日本株の配当金
日本株の大きな検索意図です。NISAで対象となる国内上場株式の配当金を非課税で受け取るには、受取方法に注意が必要です。
株式数比例配分方式
証券口座で配当金を受け取る方式で、NISA口座の配当金について非課税メリットを活用できる受取方法です。配当金が証券口座に入金され、課税されずに受け取れます。
銀行口座・郵便局等で受け取る方式(個別銘柄指定方式等)では、NISAの非課税メリットを活用できない場合があります。2026年時点の日本証券業協会・国税庁等の最新情報をご確認ください。詳細は「NISAで配当金を非課税にする方法」で解説しています。
NISAでも株主優待はもらえる?
NISAで保有している株式でも、企業が定める株主優待の条件を満たせば優待を受けられる場合があります。ただし「NISAだから株主優待がもらえる」わけではありません。企業ごとの必要株数・権利確定日・継続保有期間・その他条件を満たす必要があります。
詳細は「NISAと株主優待」で解説しています。
配当+株主優待だけで選ばない
初心者向けに、配当利回りが高い・株主優待が豪華という理由だけで銘柄を選ばないよう説明します。
⚠ 確認すべき項目
- 業績・利益:安定して利益を出しているか
- キャッシュフロー:配当原資となるキャッシュがあるか
- 財務:自己資本比率等の財務健全性
- 配当方針・配当性向:無理のない配当か
- 優待継続性:優待が長期間継続されているか
- 株価水準:割高になっていないか
個別株の詳しい選び方は「NISAで個別株はおすすめ?」で解説しています。
日本株と投資信託はどっち?
日本株(個別株)と投資信託を比較します。「どちらが必ず優れている」ではありません。
| 比較項目 | 日本株(個別株) | 投資信託 |
|---|---|---|
| 投資対象 | 1社へ直接投資 | 多数の企業へ分散投資 |
| 分散 | 低い(集中投資) | 高い |
| 最低投資額 | 単元株なら大きい、1株なら少額可 | 積立なら少額から可 |
| 銘柄選び | 自分で選ぶ必要 | 銘柄選び不要 |
| 値動き | 個別企業の業績で変動 | 市場全体の動きに連動 |
| 配当/分配 | 企業の配当政策による | 投資信託の分配金 |
| 株主優待 | 実施企業ならあり | なし |
| 手間 | 企業分析が必要 | 積立設定で手間少 |
| 利用するNISA枠 | 成長投資枠 | つみたて投資枠(対象商品) |
| 初心者の理解しやすさ | やや難しい | 比較的わかりやすい |
詳細は「NISAで何を買えばいい?」で解説しています。
日本株と米国株はどっち?
日本株と米国株を比較します。No.061「NISAで米国株」と連携しています。
| 比較項目 | 日本株 | 米国株 |
|---|---|---|
| 投資先 | 日本企業へ直接投資 | 米国企業へ直接投資 |
| 取引通貨 | 日本円 | 米ドル |
| 為替変動 | 直接受けない | 受ける |
| 取引時間 | 日本時間の昼間 | 日本時間の夜間〜早朝 |
| 情報収集 | 日本語で入手しやすい | 英語中心の場合あり |
| 配当の税金 | 日本の税(NISAで非課税可) | 米国源泉徴収+日本の税 |
| 株主優待 | 実施企業が多い | 少ない |
| 売買単位 | 100株(単元未満可) | 1株から |
| NISA対応 | 成長投資枠 | 成長投資枠 |
詳細は「NISAで米国株を買う方法」で解説しています。
日本株を買える証券会社を比較
2026年9月時点で、NISAで日本株を扱う主要ネット証券を比較します。数値は必ず2026年9月時点の公式情報をご確認ください。
| 証券会社 | NISA日本株 | 国内株手数料 | 1株投資 | 取扱銘柄 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| マネックス証券 | 対応 | 公式確認 | 対応 | 豊富 | 米国株にも強み |
| 松井証券 | 対応 | 公式確認 | 対応 | 公式確認 | サポート充実 |
| DMM株 | 対応 | 公式確認 | 公式確認 | 公式確認 | ツール充実 |
| SBI証券 | 対応 | 公式確認 | 対応 | 豊富 | 取扱銘柄最多級 |
| 楽天証券 | 対応 | 公式確認 | 対応 | 豊富 | 楽天ポイント連携 |
| auカブコム証券 | 対応 | 公式確認 | 対応 | 公式確認 | P株・au PAY連携 |
⚠ 重要
上記数値は2026年9月時点の参考情報です。手数料・取扱銘柄・1株投資サービスは変更される可能性があります。必ず各証券会社の公式ページで最新情報をご確認ください。対応していない機能を「対応」と書かないよう、公式情報で必ず確認してください。
証券会社ランキング(目的別)
目的別に日本株を買うのに向いている証券会社を紹介します。
1総合的に使いやすい
SBI証券・マネックス証券等が候補。取扱銘柄・ツール・NISA対応のバランスを重視。
21株から始めたい
マネックス証券・松井証券・SBI証券・楽天証券・auカブコム証券等が1株投資サービスを提供。公式情報で最新条件を確認。
3日本株情報を重視
マネックス証券・松井証券等が情報提供・分析ツールを充実。
4手数料を重視
各社のNISA時の売買手数料・単元未満株コストを公式情報で比較。
5初心者向け
松井証券・マネックス証券等がサポート・情報提供で初心者向けの評判があります。
NISA.tokyoの収益導線として、マネックス証券・松井証券・DMM株を優先的に紹介していますが、比較結果を広告都合で歪めていません。ランキング総合は「NISAおすすめ証券会社ランキング」、マネックス証券は「マネックス証券の評判」、松井証券は「松井証券の評判」、DMM株は「DMM株の評判」で解説しています。
初心者はいくらから始める?
「100万円必要」という印象を与えないでください。単元未満株に対応する証券会社であれば、銘柄によって少額から日本株投資を始められる場合があります。ただし「1株投資だから低リスク」ではありません。株数が少なくても、株価が下がれば損失は発生します。
初心者の銘柄選び
初心者の銘柄選びの基本を説明します。「有名企業=良い投資先」とは限りません。
- 事業内容を理解できるか:何を売って利益を出しているか
- 業績・利益:安定して利益を出しているか
- 財務:自己資本比率等の財務健全性
- 配当:無理のない配当か
- 将来性:成長の見込みがあるか
- 株価:割高になっていないか
- 分散:1銘柄に集中しすぎないか
具体的なおすすめ銘柄ランキングにはしません。詳しい銘柄選びは「NISAで個別株はおすすめ?」へ誘導しています。
売却した場合
NISAで日本株を売却した場合、売却益は非課税です。年間投資枠・非課税保有限度額の再利用についても理解しておきましょう。詳細は「NISAの枠の再利用」で解説しています。
損した場合
NISAで日本株を売却して損失が発生した場合、NISA口座内の損失は課税口座との損益通算ができません。損益通算・確定申告等の詳細は「NISAの確定申告」で解説しています。
初心者がやりがちな失敗
| 失敗例 | 対策 |
|---|---|
| 有名企業だから買う | 事業内容・業績を確認 |
| SNSで話題だから買う | 自分の判断基準を持つ |
| 1銘柄へ集中投資 | 分散投資を意識 |
| 配当利回りだけを見る | 業績・財務も確認 |
| 株主優待だけを見る | 配当性向・継続性も確認 |
| 生活費まで投資する | 余剰資金で投資 |
| 株価下落で慌てて売る | 事前に投資方針を決める |
| 短期売買を繰り返す | 長期保有を基本に |
| NISAなら損しないと思う | 元本割れリスクを理解 |
| 1株投資なら安全だと思う | 株数に関わらず株価下落リスクあり |
よくある質問
- Q. NISAで日本株は買える?
- A. 成長投資枠で一定の国内上場株式へ投資可能です。ただしすべての上場株が対象ではありません。
- Q. 日本株はつみたて投資枠で買える?
- A. 個別の日本株は成長投資枠です。TOPIX等に連動する対象投資信託はつみたて投資枠で購入可能な場合があります。
- Q. 日本株は成長投資枠?
- A. 個別の日本株を直接購入する場合は成長投資枠を使います。
- Q. NISAで100株買わないとダメ?
- A. 単元未満株サービスに対応する証券会社なら1株から購入可能な場合があります。
- Q. NISAで1株から買える?
- A. 単元未満株サービスを提供する証券会社であれば1株から購入可能な場合があります。公式情報で確認してください。
- Q. 単元未満株もNISAで買える?
- A. 証券会社・サービスによってNISA対応状況が異なります。公式情報で確認してください。
- Q. NISAで日本株を買う方法は?
- A. 証券会社でNISA口座を開設し、成長投資枠で対象の日本株を購入します。
- Q. 成行と指値どっちがいい?
- A. どちらが必ず良いとは言えません。状況や目的に合わせて使い分けます。
- Q. 日本株の手数料はいくら?
- A. 証券会社・注文方法によって異なります。公式情報で確認してください。
- Q. 配当金は非課税?
- A. 株式数比例配分方式で受け取れば非課税です。
- Q. 日本株で損したら?
- A. NISAの損失は課税口座と損益通算できません。
ポイント
- 成長投資枠で一定の国内上場株式へ投資可能
- 配当金の非課税には株式数比例配分方式が重要